相場は知りたい。でも査定サイトに入力すると、営業電話が来ると聞いた。だから何年も調べられずにいる——この記事は、そんなあなたに向けて書いています。
その警戒は正しいです。知恵袋などでは「相場を知りたいだけなら査定サイトを使うな」が定番の回答になっています。多くの一括査定サイトが、実際にそういう仕組みだからです。
連絡先を入力せずに、相場を確かめる。
60秒AI査定を試す — 電話番号もメールアドレスも入力不要。結果はその場で画面に表示されます。営業電話は仕組み上、発生しません。
なぜ業者の査定は、営業とセットなのか
まず、こわい相手の正体をはっきりさせます。
不動産業者の査定は、実は手間のかかる仕事です。
現地を見て、周辺の相場を調べ、法律の制限まで確認する。
一件の査定に、時間と人件費というコストがかかっています。
それを無料でやるのは、売却を任せてもらえたときに回収できるからです。
だから、査定のあとに営業の連絡が来るのは当たり前のことです。
悪い会社だから電話するのではありません。かけたコストを回収しようとする、普通の商売の動きです。
一括査定サイトなら、なおさらです。
入力した情報は提携する複数の不動産会社へ一斉に送られます(最大6〜10社ほど)。
各社はあなたと契約して初めて収益が出るので、競って真っ先に電話をかけます。
ここから、ひとつの結論が出ます。
「まだ売るか分からない」段階で、業者の査定や一括査定を頼むべきではないのです。
業者には回収できないコストを払わせ、あなたは営業の的になる。お互いに損しかありません。
業者の査定は、売る方向が固まった人のための、本気の道具です。
では、まだこれからの人はどうやって相場を知るのか。次の章で説明します。
業者に頼らずに相場を調べる方法は、2つしかありません
方法1: 不動産ポータルの売り出し情報
アットホーム、スーモ、ホームズなどで、自分の家の近くの中古戸建てを検索する方法です。
登録も入力も不要で、今日からできます。
「同じ市の、似た築年数の家が、いくらで売りに出ているか」が分かります。
ただし、弱点がひとつあります。
そこに出ているのは売り出し価格、つまり売主の希望の値段です。
実際に売れた値段は、そこから下がることが多い。
「隣町は680万円で出してるのか」を、そのまま自分の家の相場だと思わないでください。
方法2: 国土交通省 不動産情報ライブラリ
国が運営する無料サイトです。こちらは希望価格ではなく、実際に売れた価格を検索できます。登録も入力も一切不要です。
ただし、こちらにも弱点があります。読み解くのが難しいのです。
出てくるのは「面積◯㎡・築◯年・◯百万円」という生のデータの羅列です。
どの事例が自分の家に近いのか。面積や築年数の違いを、どう値段に換算するのか。
道路づけや区画の違いは。——この読み解きこそ、業者が費用をかけてやっている作業です。
AI査定は、この「読み解き」を自動でやる仕組みです
当サイトの60秒AI査定は、占いのような箱ではありません。
やっていることは、方法2の読み解きの自動化です。
- 国の成約データから、あなたの家と同じ町・近い条件の事例を選び出す
- 事例が少ない地域は、公示地価(=国が毎年公表する土地の基準価格)で補う
- 建物は築年数と構造から価値を計算し、土地と合算する
- 結果は一点の金額ではなく、幅で表示する
入力するのは、住所(番地まで)・土地と建物の面積・築年数・構造の4つだけです。
電話番号もメールアドレスも、入力欄そのものがありません。結果はその場で画面に表示されます。
「番地まで入れるのは怖い」と感じるかもしれません。番地を聞くのは査定の精度のためです。同じ町内でも、場所のちがいで価格は変わるからです。住所は連絡先ではないので、営業電話には使えません。
簡易査定であることは、正直にお伝えします。家の中の状態までは見られません。
それでも、データの選び方や計算方法は改良を重ねています。
「まだ売るか分からない。でも数字がないと考えられない」——その段階のための道具として作りました。
60秒で、目安の金額をその場で。
60秒AI査定を試す(連絡先の入力なし・結果はその場で表示・営業電話なし)
査定額の読み方 — 3つの心得
数字が出たら、今度は読み方です。ここを外すと、せっかくの数字に振り回されます。
心得1: 高い査定額は「売れる額」ではない。
査定額は予想であって、保証ではありません。業者の査定では、契約を取るために高めの数字が出ることもあります。高い数字を見たら、喜ぶ前に「根拠は何か」を確かめてください。
心得2: 一点の金額ではなく、幅で見る。
「480万円」ではなく「400万〜550万円」のように、幅で受け取ってください。空き家の価格は、買い手が現れるまで確定しません。幅の下限でも納得できるか。それが判断の目安になります。
心得3: 2つの数字を突き合わせる。
ポータルの売り出し価格と、成約データにもとづくAI査定。
この2つを並べると、「希望価格と現実の差」まで見えてきます。
売り出し価格のほうが高めに出るのが普通です。2つが大きくズレていないなら、その相場感はかなり頼れます。
訪問査定に進むタイミングと、営業されない準備
訪問査定(業者が実際に家を見て出す査定)は、精度が最も高い方法です。進むタイミングは「売る方向に、心が半分以上傾いたとき」で十分です。
そのときは、遠慮なく頼んでください。
売る意思のある人の査定なら、業者がコストをかける意味があります。営業されるのではなく、選ぶ側として会えばいいのです。
会う前の準備はひとつだけ。自分の相場感を、先に持っておくことです。この記事の方法で得た数字が、そのまま防具になります。相場を知っている売主だと分かった時点で、業者の対応は変わります。根拠の薄い高値や、急かす営業トークが通用しなくなるからです。
なお、訪問査定まで進んでも、売る義務はありません。査定を受けて「やっぱり売らない」も、まったく問題のない結論です。持ち続ける、貸す、無償で譲るという道も、変わらず残っています。
今日できる一歩
今日やるのは、連絡先を渡さずに目安を知ることだけです。
数字がひとつ手元にあると、売る・売らないの考えごとが前に進みます。家族と話すときも、「第三者の出した数字」は言い値より通ります。そしてその数字を得るのに、誰かと電話で話す必要はありません。
今日は、誰とも話さずに相場だけ。
60秒AI査定を試す
電話番号の入力欄はありません。住所と面積、築年数、構造を入れると、結果がその場で表示されます。詳しいレポートが欲しくなったら、そのときだけメールアドレスをどうぞ。